【第1話】始まりは「僕が持ってるシュラフでは、冬キャン厳しいですよね?」という一言から
■■■■■■■■■■■■■■
第1話
■■■■■■■■■■■■■■
―始まりは「僕が持ってるシュラフでは、冬キャン厳しいですよね?」という一言から―
うえ 「部長!」
うえ 「明日、ナンガさんに行ってきます!」
部長「急に、なんで?」
うえ 「いや、実は先日、こんな事がありまして・・・・。」
それは週末の悪天候に悩まされながらも
夏のキャンプハイシーズンが落ち着き、
涼しい気温が続く去年の秋ごろのお話でした。
ナチュラムのキャンプ用品担当である僕(うえむら)と
後輩バイヤーMくん
新人Ta.Ku.Ma(以下TKM)くんと話をしていた時の事です。____
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
M 「うえむらさん!」
M 「僕が買ったナンガさんのシュラフなんですけど」
ナノブラックダウンバック 370STD【別注モデル】【保管バッグ付属】
M 「いまの時期はかなり活躍してくれているんですけど、
冬キャン厳しいですよね?
冬にもキャンプ行くようになればがんがん使いたいんだけどなあ」
うえ (あー、370gか・・・)
うえ (ダウンの量的には-3度くらいが目安のシュラフだけど、
キャンプの夜は当然の様に冷えるしMくんみたいな寒がりの人には絶対厳しいなぁ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
冬キャン厳しい = 冬場のキャンプには向いていない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TKM 「ほほう!!
Mさんがお持ちのシュラフは650FPホワイトダックダウンを使ったタイプですね!
ズバリ!
ダウンにも色々と種類があり、一般的にダックよりグースの方が大型で、
羽毛(ダウンボール)自体も大きいので、
ダックよりグース、シルバーよりホワイトが品質的には良いみたいですね。
さらに!
最高級クラスのダウンもあり、それは「マザーグース」と呼ばれています。
羽毛はそのほとんどが食用の副産物で、通常1年程で採取されるんですが、、
Mさんがお持ちのアイテムの快適使用温度/使用可能限界温度につきましても
お話しますと~~
(うんちく長くなりそうやしここらで・・・)
うえ 「んー確かにこれだけじゃ寒くて厳しいわ。」
M 「わーやっぱりそうなんですね!?
なんとか、冬も使えるように出来ないですかね~
僕、良い道具をずっと使っていきたいんですよ!」
うえ 「うーん、ほんとに冬キャンするなら、冬用のシュラフを買うのがいいと思うけど・・・」
うえ 「770FPで、600gダウンが入ってるんだけど。」
センターZIPバック II 600DXUDD【別注モデル】
TKM「ちなみに!
フィルパワーって言うと羽毛1オンス(28.4g)
当たりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示した値の事ですね。
例えば!
「600フィルパワー」とは1オンスの羽毛が600立方インチの体積に膨らんでいることを表し、
数値が大きいほど良質なダウンといえます。
ズバリ!
日本では計量法に基づき、証明書などでの体積表記には~~
うえ 「まぁ、簡単に言うとフィルパワーの数値が大きいほど羽毛のふくらみが強くて、あったかくなるで。
もちろん、ダウン量も増えてるからこれだと-10度までいけるわ。」
M 「うーん・・・。」
うえ 「それか、どうしても今のシュラフを冬にも使いたいというなら、これを重ねるのは?」
コンパクトDX120【別注モデル】
M 「・・・。」
M 「どっちもちょっと違いますねえ・・・
なんというか、結局シュラフを2つ持つ事になるじゃないですか!
僕はコレ1つで年中使えるってゆうのが理想なんですよね!
ほら、キャンプ場の現地の寒さって予測出来ないじゃないですか。
2つ持ってて、想像より暑かった場合に「こっちのシュラフ持ってこなくてもよかったなぁ」とか
逆に1つしか持って行かなくて想像より寒かった場合に「あー!!あれ持ってきてたら良かった!!」ってなったり
結局悩むんですよね。もちろん収納性の面もありますけど。」
M 「だから、夏は涼しく、冬は暖かく。
そういうシュラフがあれば、買い替えてもいいかなって!!
今持ってるナンガちゃんへの愛ももちろん変わらずあるんですけどね☆
ナンガさんでなんかこう、しっくりとぴったりとこれからもずっと大事に、
大切に付き合っていけるパートナーといいますかその、、、そういうの、
伝わりますかね・・・?」
M 「あ、あと、予算は3万円でお願いします☆
370gのシュラフに270gのシュラフを買い足したとしたら、いくら安いやつでも3万円くらいはかかるじゃないですか。
だから、それを超えちゃうと厳しいですね。」
◆バイヤーMくんの要望
4シーズンコレ1つで使えるのがいい
夏は涼しく、冬は暖かくがいい
ダウンがいい
デザイン性
コンパクト性
収納性
★3万円以内★
うえ (な、なんて贅沢・・・で、なんというこだわり・・・熱・・・)
うえ (発想自体は面白いんやけど、正直きついぞー・・・)
うえ 「絶対にその値段じゃないとだめか?」
M 「ダメっす!!!妥協はできません!」
うえ (だよなぁ・・・)
TKM「Mさーーーん!私は感激しましたぞ!
Mさんがそんなに道具へのこだわりを持っていらっしゃるなんて!
うえむらさん!私も一肌脱ぎますぞ!検証ですか?うんちくですか?市場調査でしょうか?何でも言ってくだされ!」
うえ (あぁ・・・TKMにも火付いちゃった・・・)
うえ 「わかったわかった。」
うえ 「いますぐにコレや!と思いつく商品が無いから
今度ナンガさんのところ行って話してくるわ。
日本国内でシュラフを作ってるから、なんかいい発想のものが生まれるかもしれんし。」
M 「マジすか!?!?
さすが、うえむらさんですね!理解力!行動が早いわーーーー!
あざーーーーっす!!!!」
TKM 「ほほう!!
うえむらさんが商談に行くという事は、ナンガさんのある米原市まで行くと言う事ですね!
実は!
「米原」の読み方には「まいはら」と「まいばら」の2通りありまして、市名の制定にあたっては、
旧米原町の「まいはら」ではなく、知名度の高い米原駅に合わせて「まいばら」を採用したんですよ。
北陸自動車道の米原ICの読み方は開通当初「まいばら」で、
2001年6月4日に町名に合わせて「まいはら」に変更されたんですが~~
うえ (TKM・・・うんちく・・いや豆知識ありがとう・・・微笑)
うえ (あーでも、会社から出るのしんどいから、やっぱり今度にしようかな・・・)
あ!!!!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
というわけで、
しんどいと言いながらも、もしかしたら新しい商品が生まれるかも!
なんてゆう淡い期待を持ちつつ、取り急ぎナンガさんのある滋賀県へ飛ぶ・・・・・・
予定だった うえむら。
その前にまず行かねばならぬ、越えねばならぬ分厚い壁があることに、気付いたぶちょうというかべ
果たして「コレ1つで年中を通して快適に使える」
そんな都合のいい、便利なシュラフは出来上がるのでしょうか?
第2話 へ続く。
―越えねばならない分厚い壁に挑むうえむら。しかし突き刺さる「40点やな」と言う一言。―
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
テント・タープ | ランタン・ライト | ファニチャー | スリーピング |
ウェア | ザック・バッグ | シューズ | 帽子 |
ハイランダー | コールマン | ザ・ノースフェイス | DOD |
ロゴス | キャプテンスタッグ | パタゴニア | スノーピーク |
BBQスキュワーでチキンの直火ワイルド焼きに挑戦!
かわいい!と評判のアウトドアで使えるブランケットが入荷!
なぜアウトドアウォッチにPROTREK(プロトレック)が選ばれるのか?
風を防ぎ体温を逃さない素材ブリーズテックスハイパー!「反射熱効果」を体感してください
【CASIOウォッチ】プロトレックはアウトドア&日常で大活躍!その①
究極の高機能オシャレランタン!?DACHから「LUNAR(ルナー)」が入荷しました。
かわいい!と評判のアウトドアで使えるブランケットが入荷!
なぜアウトドアウォッチにPROTREK(プロトレック)が選ばれるのか?
風を防ぎ体温を逃さない素材ブリーズテックスハイパー!「反射熱効果」を体感してください
【CASIOウォッチ】プロトレックはアウトドア&日常で大活躍!その①
究極の高機能オシャレランタン!?DACHから「LUNAR(ルナー)」が入荷しました。