出典:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」
2025年1月17日で、
阪神淡路大震災から30年が経ちます。
大正12年に発生した関東大震災から阪神淡路大震災まで、大規模な震災による被害が無かったこともあり、当時は災害への備えが不十分でした。
阪神淡路大震災後、東日本大震災や熊本地震、そして昨年発災した能登半島地震等、大規模な被害が発生しています。
阪神淡路大震災から30年を迎える今だからこそ、改めて備えについて考えてみませんか?
今回は水や食料などの
備蓄の他、防災・災害対策に役立つ
アウトドアグッズをご紹介いたします。
①阪神淡路大震災で一番困ったことは?
皆さん、災害時の備えと言うと何を思い浮かべますか?
お水や食料やランタンを始めに用意する方が多いかと思います。
しかしながら、震災後に被災者に実施したアンケートによれば、
一番困ったこと第1位は
トイレ。
阪神淡路大震災では、兵庫県内の90%以上にあたる125万世帯で断水し、水洗トイレが使用できなくなりました。
また、避難所のトイレにも汚物の山ができて「トイレパニック」という言葉が生まれたほどです。
第2位が水と食料で、第3位は電話の不通だったそうです。
水や食料よりも、トイレの問題が深刻だったことが分かります。
水や食料はしばらく我慢できても、
排せつは我慢できません。
その為、トイレの問題は、2011年の東日本大震災でも、2016年の熊本地震でも、2018年の西日本豪雨でも発生しました。
ということで、まず第一に
非常用トイレのご準備を!!
人間は1日に5~7回トイレに行くそうですので
『一人1日7回』と多めに仮定して、
1週間分ぐらい用意するのがおすすめです。
家族4人なら、100回分2箱くらいあると安心ですね!
【簡易トイレ】【携帯トイレ】【非常用トイレ】ベンリー袋100回分セット防臭袋プラス
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②阪神淡路大震災で2番目に困ったこと
困ったことの第2位が、
水と食料。
最近ではローリングストックという言葉もよく耳にするようになりましたね。
食べなれない保存食を食べるより、普段食べている物を食べるのが一番ストレスなく済みそうです。
いちいち買うのが面倒くさい…と言う方は、
長期保存のお水を用意しておきましょう。
飲料水用として1日2~3L。手洗いや歯磨きにも使えるように更に1~2L分プラスしておくのがおすすめ。
家族4人で1日分4Lと仮定すると、1週間分は112L(10箱分)。
さすがにこの量を備蓄する余裕はない方が殆どかと思いますので、まずは2箱ほどご用意ください。
10年保存水蒸留水2l6本セット(20箱以上はメーカー直送)
10年保存水(蒸留水)500ml24本セット【20箱以上はメーカー直送】
食料は家にある生鮮食品などから食べてください。保存食はその後になります。
野菜不足に陥りやすくなるので、
野菜スープをストックしておくのがおすすめです。
カゴメの野菜スープは美味しいと評判ですよ!
ちなみに、実際にボランティア活動をされた方曰く『温かい食料が一番喜ばれた』とのこと。
食品を温められる
シングルバーナーや
コンロがあるとより安心ですね。
レギュレーターストーブTriTrail(トライトレイル)タフ125セット
マイクロレギュレーターストーブウインドマスター限定セット【お得な4点セット】
③阪神淡路大震災で3番目に困ったこと
困ったことの第3位は電話の不通。
阪神淡路大震災が発生した1995年当時に比べれば、LINEなどのSNSが発達したこともあり、連絡は取りやすくなっています。
しかし、
電池が無くなったらもうそこで終了です…。
防災士の皆さんが口をそろえて持ち歩いた方が良いというのが、
モバイルバッテリー。
ポータブル電源は高額なので、余裕があれば用意して頂く形で十分ですよ。
外部出力も出来るランタンなら、灯りにも非常時にも使えて便利ですよ。
【4月上旬入荷予定】クアッドマルチパネルランタンplus
【4月上旬入荷予定】2マルチパネルランタンplus
【4月上旬入荷予定】リチャージブルLEDランタン800
野電パワーストックランタン1000・ボックスワイヤレス
野電パワーストックランタン2000・スマートワイヤレス
※モバイルバッテリー、ポータブル電源、ランタンは過放電での故障を防ぐためにも、最低半年に1回は充電してください。
④寒さ対策
阪神大震災の時、発生当時は真冬だったこともあり、公園や学校などの避難所ではどこでも焚き火をしていました。
被災された皆さんが、着の身着のままで放り出されていたこともあって、とにかく暖まりたい状況だったそうです。
昨年発生した能登半島地震でも、警察が扱った死者228人のうち、1割強の方が
低体温症や
凍傷などで亡くなったそうです。
東日本大震災でも、低体温症で搬送される方が非常に多くいらっしゃったそうです。
ここから考えると焚き火台が使えそうですが、場所によっては火を起こせない可能性も高いですよね。
別途
直接身体を暖められるものも欲しいところ。
冬キャンプをされる方なら、なんとなく想像がつくのではないでしょうか?
冬キャンプでは、体温を奪うのは外気に加え、地面からの冷気による
『底冷え』が厄介ですよね。
エマージェンシーシートやキャンプ用のマットは、持ち出しやすく、底冷えも防げます。
特に
SOLのエマージェンシーシリーズは、普段から持ち歩きやすくておすすめですよ。
シュラフや毛布もあれば、より暖かく過ごしていただけるのではないかと思います。
オールシーズン使えるSnugpak(スナグパック)のベースキャンプ スリープシステムは、災害対策としてもイチオシです。
⑤ストーブは使える?
石油ストーブも勿論、石油さえあればお使いいただけます。
避難所でも防災用として、石油ストーブを用意されている所も多いそうですよ。
災害時は燃料が手に入りにくくなりますので、その点だけご留意ください。
キャプテンスタッグ×コロナ石油ストーブSZ-32CS
キャプテンスタッグ×コロナ石油ストーブSZ-32CS
キャプテンスタッグ×コロナ石油ストーブSL-51CSA
キャプテンスタッグ×コロナ石油ストーブSL-51CSA
ご紹介したもの以外でも、アウトドアグッズは災害時に役立つものがたくさんあります。
実際に
防災教育として、
キャンプを薦めている方もたくさんいらっしゃいます。
備蓄などに加えて、普段からキャンプをしてみるのも、災害対策としておすすめですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
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