みなさまこんにちは！TKMことタクマでございます


本日は
ドイツの超大手刃物ブランド「BOKER」(ボーカー)より
インパクト大な見た目のナイフが入荷してきましたので
ご紹介いたします！




BOKER　マグナムシリーズ　ダマスカス　デューク




BOKER(ボーカー)ってなんだ


BOKERは200年以上の歴史がある、ドイツ・ゾーリンゲンの刃物ブランド。
ゾーリンゲンと言えば、実は刃物の世界では
「岐阜の関か、ドイツのゾーリンゲンか」と言われるほど、超有名な地域なのです




刃の”しましま模様”はなんだ

異なる金属を何層にも重ねて鍛造することで、
表面に独特の模様を浮き上がらせるのが「ダマスカス鋼」。

カンタンにご説明いたしますと、
硬くて脆い金属と
柔らかく粘り強い金属を重ね合わせることで
硬くて粘り強いナイフを生み出すことができるのです

実用性もあり、見た目も特徴的なことから
コレクターの方なんかにも人気がございます。


「ダマスカス　デューク」は
超リーズナブルな価格でありながら、37層のダマスカス鋼を使用！
ハンドルには天然木を使用し、
ボルスター（ハンドル上下の金属部分）にも装飾が施されており
見た目も美しいのがポイントです


刃先が少し尖っておりますため、
細かい作業にも向いています。
手の平に収まるコンパクトサイズですから、
フィールドにも持ち歩いて、ガシガシ使っていただけますよ！



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マグナムシリーズとは

実はBOKERのナイフにはいくつものシリーズがございまして、
「マグナム」シリーズは
コンセプトはゾーリンゲンで、
設計・仕上げは海外で行われています。

BOKERナイフの中ではトップクラスのコスパを誇りますぞ


ナイフのどこかに、必ずロゴが入っておりますので
何のロゴが入っているかによって、シリーズを見分けることもできますよ！


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他にもたくさんございます！
今回ご紹介しました「マグナム」シリーズ以外にも、
警察・レスキュー・軍事専門家の協力のもと生産される「プラス」シリーズや、
ハンティング用に特化し、ハンドメイド生産の「アルボリート」シリーズ、
ドイツ・ゾーリンゲンで生産される超高級刃物もございます

他のナイフも入荷次第、ご紹介させていただきますぞ


↓↓↓BOKERナイフ一覧はコチラ！↓↓↓














ウーツ鋼（ダマスカス鋼）って
現在では、異なる金属の積層鍛造により
表面に模様を浮かび上がらせた鋼材を「ダマスカス鋼」と呼びますが
狭義には、古代インドで製造されていた「ウーツ鋼」と呼ばれる鉄鋼のことを指します。


インドの一部地域で取れる鉄鉱石を原料にし、
父子相伝の独自技法で生産。
このウーツ鋼が、シリアの「ダマスカス市」に運ばれ、武器や鎧に加工されていたため
「ダマスカス鋼」と呼ばれるようになったそうです。


現代のダマスカス鋼は、
異なる金属を積み重ねることで、模様を作り、粘り強く鋭い切れ味の刃物を生み出します。
コレに対して、元祖ダマスカス鋼は、ただの鉄。
（微量のバナジウムが入っていたそうです）

独自技法によって、
硬い鉄の結晶の隙間を、粘り強い鉄の結晶が埋めるようになっており
性質の違う鉄が混ざり合っていることで、表面に模様が浮かび上がっていたようなのです。

しかも、
ただの鉄なのに腐食にはかなり強い。
バナジウムには耐腐食性を向上させる効果が少ないことから、
現代の「ステンレス鋼」を上回る、とんでもない技術が隠されているのです


ただし、
父子相伝の技法であったゆえに、詳しい製法の情報が残っておらず
現代ではウーツ鋼の製造は再現不可能と言われております。
この点が、ダマスカス鋼がオーパーツであると言われるゆえんなのでございます。