【災害対策】車中泊におすすめのアウトドアグッズのご紹介

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2024年08月14日 10:12


宮崎県で起きた地震や、相次ぐ台風により、ご不安な思いをされている方も多い事と存じます。
そんな中『車中泊』について調べられている方も多い様です。

コロナ禍によって避難所の収容人数が以前の1/3に減ったこともあり、2020年の九州の台風の際に、避難の手段として車中泊を選ばれる方もたくさんいらっしゃいました。
大型施設が立体駐車場を避難場所として提供するなどもあったようです。
そうした背景から、今では車中泊避難の対策を取っている自治体は、都道府県や政令市など主要131自治体の7割に上ると言われています。

今回は災害時の『車中泊』について、過去の事例に基づいて、おすすめの商品をご紹介させていただきます。

『避難時の車中泊』で気を付けて欲しいこと

商品をご紹介する前に、改めて『避難時の車中泊』で気を付けて頂きたいことをお伝えします。
それは『エコノミークラス症候群』です。

熊本地震が起きた際、本震が2回発生したこともあって、車中泊避難を選ばれる方が非常に多くいらっしゃいました。
しかしながら、エコノミークラス症候群で病院に搬送される避難者が相次ぎ、入院が必要となった重症者54人中、43人が車中泊だったと言われています。

エコノミークラス症候群は、食事や水分を十分に取らない状態で、狭い座席内に座った状態で足を動かさないことで発症します。
血行が悪くなり血栓が出来やすくなり、最悪の場合は突然死の原因ともなります。


震災当時、災害時に車中泊を選んだ方々は、「アウトドアとしての車中泊」の体験をしたことがない人が殆どでした。
急いで詰め込んだ荷物の隙間で寝ていたり、座ったまま寝ていたりなど「かろうじて車内で寝た」状況の方も少なくなかったようです。

もし、車内でマットを敷き、横になることが出来ていたら…

もしかしたらエコノミークラス症候群を発症する方も少なかったかもしれません。

おすすめ車中泊グッズ

それでは改めて、「車内で快適に眠る為」のグッズをご紹介いたします。
車中泊にはフルフラットタイプの車が向いていますが、それでも凸凹や傾斜がつきものですし、シートは硬いので、そのまま寝ると体が痛くなってしまいます。
なので、以下の手順で寝床を整えていきましょう。
①凸凹や傾斜、段差や隙間を埋める
②マットを敷く
③寝袋(シュラフ)を用意する

凸凹などを埋める!

初めに、車のシートを倒してみて、どんな状態になるか確認しましょう。
意外と傾斜や段差、隙間が多いことに気づくはずです。

眠る際に不快になりそうなポイントが分かったら、傾斜や段差などを埋めていきます。
大きな段差や隙間は、車用のエアクッションや折り畳み式のキャンプマット(EVAマット)を折り畳んだまま埋めたりしてみましょう。
座面と背もたれの段差がある場合は、毛布などを使うのがおすすめです。


▼おすすめ折り畳みマット
EVAフォームマット
EVAフォームマット×2【お得な2点セット】
キャンプマット IXPE フォームマット 56×186cm アルミ加工 収納バッグ付き

FDマット 60X180 アウトドアキャンプマット レジャー
Zライト
XPE Camp mat

▼おすすめ毛布
キルティングブランケット
Fire Proof Micro Fleece Blanket

アプリール フリースブランケット
キャンピングブランケット

おすすめマット

大きな隙間や段差を解消したら、次はインフレータブルマットやエアマットを敷きます。
これはお家で使う「敷布団」や「マットレス」の役目を果たすものです。

車中泊用のマットは5cm以上がおすすめです。
9~10cmほどの厚みのあるマットを使うと、まるでベッドのような寝心地で、車とは思えないほど快適ですよ。
ただし大きさには要注意。
購入後に広げてみたら車に入らない!…なんてことにならないように、購入前に車の大きさ・広さにあっているかチェックしておきましょう。
エクスギア インフレーティングマット
5cmインフレータブルマット
キャンパーインフレーターマット/シングルIII

(高密弾力)55セルフインフレートマット・SOLO
【8月下旬発送分】8cm枕付きインフレーターマットDX【1年保証】キャンプマット自動膨張
(ダブルバルブ・高密弾力)100セルフインフレートマット・SOLO

おすすめシュラフ

夏場は平地ならシュラフが無くても大丈夫なことが多いのですが、災害は夏にだけ発生する物ではありません。
車の中は風の影響は受けませんが、ボディが鉄、窓がガラスのため、思いのほか外気の影響を受けやすくなっています。
秋冬や春先はシュラフが無ければ寒くて耐えられなくなりますので、準備しておくことをおすすめします。

3シーズンのものなら幅広い季節で活躍しますし、写真のような4シーズン使えるものは、組み合わせ次第で使い方が広がります。
ここでは、4シーズン対応のモデルをご紹介いたします。
マルチレイヤースリーピングバッグ
ベースキャンプスリープシステム
ベースキャンプスリープシステムスクエアライトジップ

ランタン・ライトも用意する

車のルームランプはつけっぱなしだとバッテリーが上がってしまう危険性があります。
夜間の灯りには、電池やバッテリー式のLEDランタンを用意しておきましょう。
全体に明かりが広がるようなもので、光量調整ができると常夜灯としても使いやすいですよ。
ランタン底面にマグネットがついている物は、車のドアにつけて作業等代わりにも使えます。
ハンギングEライト最大250ルーメンリチウムイオン電池式
【国内正規品】ライトハウスマイクロフラッシュ最大150ルーメンUSB充電式
HEXARコンパクトLEDランタンUL3

Hexarポーチランタン昼白色
Hexar導光板ランタン
クアッドマルチパネルランタン最大800ルーメン単一電池式

LLML4Warm最大300ルーメン充電式/単三電池兼用
【国内正規品】ビーコンライトLED2.0最大220ルーメンリチウムイオン電池式
エジソンライトスティックLED2.0ブラス

防災バッグに入ってたシュラフは使える?

シュラフ付きの防災バッグもよく販売されているのですが、見る限り、どの商品もキャンプ用の3シーズンシュラフよりも、かなり薄手のシュラフが多いようです。
春・夏は問題ないと思うのですが、秋冬や初春はかなり寒いと思います。
『アルミのエマージェンシーシートを重ねることで冬も対応できる』と記載されている物もありますが、アルミのエマージェンシーシートは実際に使ってみるとガサガサと音がしてうるさく、気になる方も多いそう。
ですので、買った後に試しに使ってみることをおすすめします!
ガサガサ音がどうしても気になるようであれば、本格的なエマージェンシーブランケットを追加購入するのがおすすめ!
登山やキャンプにも使えて、評価も高く、お値段も控えめですよ。
ヒートシートブランケット
ヘビーデューティエマージェンシーブランケット

エスケープヴィヴィ
SOLエスケープヴィヴィO.D


なお、実際に車中泊をしてみたら意外と「思ってたようにいかなかった」という方も多いです。
何度か試して、どうやったら快適に眠れるか試行錯誤してみてくださいね。
避難訓練と同じで、『災害時の為だけ』ではなく、普段からやってみることが大事です。
車中泊が楽しめるようになったら、いざという時に慌てずに済みますよ!

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