【2024年版】キャンプ用薪ストーブの選び方
段々と冬らしい気温になってきました。
キャンプで暖かく過ごすためには、温かい食べ物や服装なども大事ですが
(´-`).。oO(ストーブ欲しいなぁ…)
と思うことがありますよね。
初心者さんにおすすめなのは、石油ストーブやガスストーブ。
でもキャンプに慣れてきたら、やっぱり薪ストーブにチャレンジしてみたくなりますよね。
薪ストーブは、石油ストーブなどに比べると圧倒的に暖かく、揺らぐ炎を見つめられる為、リラックス効果をもたらしてくれます。
ねんがんの 薪ストーブをてにいれたぞ!
…って言いたい!!\( 'ω')/
そんなあなたの為に、今回は『薪ストーブ』の魅力や使用時の注意点など詳しくお伝えします。
薪ストーブの魅力
薪ストーブは、薪を燃料に火を起こして、その火力で暖を取るアイテム。
火力で暖を取ると言えば焚き火もそうなのですが、テントの中で焚き火は出来ませんよね。
でも薪ストーブなら、煙突を利用してテントの外に排気が可能!
煙突&窓付きのストーブなら、炎を見ながらテント内で過ごすこともできます。
石油ストーブやガスストーブとはまた一味違う、揺らぐ炎を楽しめるのが最大の魅力です。
さらに石油ストーブやガスストーブ以上に高火力なため、広範囲を暖められるので、テントの外で使っても暖かいです。
そして火力を利用して料理も可能!!
なんとピザが作れるストーブもあります!
テントの中でピザが焼けるなんて…
なんだかグランピングみたいですよね!( *´艸`)(´艸`*)
冬キャンプが一層楽しくなりそうです。
薪ストーブのメリットとデメリット
何とも魅力的な薪ストーブですが、当然メリットもデメリットもあります。
まずは薪ストーブのメリットから見ていきましょう。
①テントの中で焚き火気分を味わえる
②燃料の現地調達も可能!!
③色んな調理が楽しめる!物によってはピザも…!?
煙突付き&煙突穴付きのテントを使えば、焚き火のような揺らぐ炎をテントの中で楽しめるのが最大の魅力!
テントの外で使う場合でも、焚き火より灰や火の粉が飛びにくい上、しっかり温まることが出来ます。
また、石油ストーブと異なり、燃料がキャンプ場で調達可能です。
さらに天板でスキレット調理も可能。BBQが出来るモデルや、ピザが焼ける物もあります。
これは石油ストーブやガスストーブには出来ないですよね。
次にデメリットです。
①火災の危険がある
②一酸化炭素中毒の危険性がある
③設営や着火、温度調節やお手入れが面倒…
④使えるテントが石油ストーブ以上に限られる
薪ストーブは「薪を燃やして暖を取る」物ですので、火災(火事)の危険性は避けられません。
誤った使い方をすると一酸化炭素中毒の危険性も。
初心者さんも使いやすい石油ストーブなどに比べると、設営もちょっと面倒です。
着火や温度調節には慣れが必要ですし、頻繁に薪を足す必要もあります。
お手入れを怠ると故障や事故につながるので、メンテナンスも必要です。
また、使えるテントは石油ストーブ以上に限定されます。
※使えるテントについては後ほどご説明いたします。
こう書くと、なかなか癖が強いので、石油ストーブ等に比べると
(+o+).。oO(なんかハードル高いかも…)
と思うかもしれません。
しかしながら、段違いで暖かく、リラックス効果も高いので、デメリットを補って余りある魅力がありますよ!
キャンプ向け薪ストーブを選ぶポイント
では、薪ストーブを選ぶポイントを見ていきましょう。
①テントの中で使えるかどうか
薪ストーブをテントの中で使いたい場合は、煙突は必須です。
煙突のないストーブでは煙がテント内に充満し、一酸化炭素中毒になる危険性があります。
しかしながら薪ストーブの長い煙突を外部に突き出せば、排気が出来ます。
テント内で使う際は、煙突窓つきのテントを使用するようにしましょう。
さらに煙突ガードを装着すれば、煙突の熱でテントが融解することも防げます。
煙突の高さですが、テントの高さ(煙突穴の高さ)に1mプラスした高さが目安なんだそうです。
煙突から火の粉が飛んでも、テントより外側に落ちるので、火災のリスクが低減するそうですよ。
以上のことから、テントの中で使う時は煙突が長いモデルや煙突ジョイントを別途購入出来るモデルがおすすめ。
テントの中で使わないなら、煙突はさほど気にしなくても良いでしょう。
②どんな調理方法が出来るか
薪ストーブは天板部分で手軽に料理が楽しめるのも魅力のひとつ。
料理を一緒に楽しみたい方は、どんな調理方法が出来るかチェックしてみるのもおすすめ。
逆に料理にこだわりがない方は、自分の好みで選んでOKです。
③炎が見えるかどうか
焚き火のような揺らぐ炎を楽しめるのが薪ストーブの醍醐味。
炎の揺らぎを堪能したい方は、ガラス窓がついた製品を選ぶのがおすすめです。
ガラス窓モデルなら、薪の残量が確認しやすいのも便利ですよ。
おすすめ薪ストーブ
★テントの中で使いたい!
テントの中で使いたい方は、こちらのストーブがおすすめ!
特にマウントスミのストーブは、二次燃焼式の為、煙が少なく灰も残りにくい為、お手入れしやすいのが魅力です。
別途煙突を追加して頂くと、より安全にテント内でお使いいただけますよ。
(追加の煙突は現在入荷待ちの為、メーカー公式サイトにてご確認の上ご購入下さい。)
【アウトドア薪ストーブ オーラ ver.2】は、三面ガラスで圧倒的な炎の美しさが楽しめます。
天板でスキレット調理をしたり、炉内でピザも焼けるので、グランピングっぽい雰囲気も楽しめます。
但し付属品込の重量が24.5kgもあるので、ちょっと重いです…。
ソロで使うなら小型モデルの【アウトドア薪ストーブ マイクロ】がおすすめ。
こちらも小さいながらガラス窓が大きい為、炎がしっかり楽しめます。
グリルとして使う場合はテント内では使えませんので要注意!
追加の煙突はコチラ(現在入荷待ちです…)
持ち運びが楽なのは、NORTENT(ノルテント)の【Ultralight Tent Stove】。
チタン製のストーブ本体の重量はわずか1.7kgです。
ノルウェー生まれなだけに、大き目なテントの中で使うことを想定した煙突の高さが魅力的です。
Gstove(ジーストーブ)【Heat View 本体セット】も、コンパクト性に優れたノルウェー発のポータブル薪ストーブ。
こちらはステンレス製で、錆に強くなっています。
ノルウェー発のストーブは、どちらも煙突高めですね!
寒い国発祥だからなのでしょうか?テント内で使うことを想定して作られているように思います。
★とにかく薪ストーブを使ってみたい!!
テント内で使わなくていいから、とにかく薪ストーブを使ってみたい!!と言う方は、煙突の高さなどにこだわらなくてOK!
先ほどご紹介した物に加えて色んなモデルを選ぶことが出来ます。
特におすすめしたいのが、ストーブで温まりつつ、料理で身体を芯から温められる、調理方法が充実しているキャプテンスタッグのストーブや、オージーピッグです。
【KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ】は、薪ストーブ、カマドグリル、ダッチオーブン、BBQの4通りの使用が可能!!
ガラス窓で炎を楽しみながら楽しく調理可能です。
【KAMADO(釜戸) 煙突ストーブ】は、更に用途が広がり、薪ストーブ、焚き火、バーベキュー、ダッチオーブン、釜戸の5通り!
蓋部分はお鍋の大きさに合わせて使える組蓋式なので、大きなお鍋も小さなお鍋にも対応してくれます。
窓は付いておらず、薪を入れる部分も空きっぱなしなのですが、炎はしっかり見えますよ。
大人数でのキャンプで暖を取る時に活躍してくれること間違いなしです。
【オージーピッグ(ファイヤーサイドエディション)】は調理に特化したストーブで、食材や鍋、ケトル等を置ける2枚の鉄板プレートが付いています。
すぐそこに食材や調味料を置くことが出来るので、物凄く料理しやすい薪ストーブです。
別売りのオプションも充実しているので、更に料理の幅を広げることも可能です!!
薪ストーブが使えるテント
ここからは、『テントの中で使いたい』人の為に【薪ストーブが使えるテント】をご紹介します。
基本的には煙や一酸化炭素がテント内にこもらないよう、煙突穴つきのテントになります。
煙突窓付きテントを使わずに薪ストーブを使用して、テントが全焼した…という事例も少なくありません。
販売店としては、やはり煙突穴付きのテントか、天井部分が開けられるテントを使っていただきたいところです。
煙突穴付きのテントはそもそもが薪ストーブを使うことを想定して作られているので、難燃素材になっていますよ。
また、星空を見ることが出来る「スタービュー」スタイルが可能なテントなら、開けた天井部から煙突が出せて換気も出来るので安心です。
また、一酸化炭素中毒にも気を付けたいので、一酸化炭素チェッカーは絶対持っていってください!!
煙突穴付きテント
天井部が開けられるテント
一酸化炭素チェッカーはこちら
ノルウェー生まれのNORTENT(ノルテント)は、ストーブをインストールできるように設計されていますが、大人数向けかつお値段もかなりお高いので、ご興味ある方はこちらからご覧ください。
合わせて買いたい!ストーブファン
薪ストーブと合わせて買いたいのがストーブファン。
ストーブの熱でファンが回り、周辺の暖かい空気を空間全体に循環するアイテムです。
テントでも、ご自宅でも、場所を選ばずストーブがファンヒータになり、電池も要らない優れもの。
薪ストーブ以外にも、石油ストーブ、ガスストーブ、ペレットストーブなどで使用可能です。
薪ストーブをテント内で使う時の注意点
繰り返しとなりますが、煙突窓付きテントを使わずに薪ストーブを使用して、テントが全焼した…という事例も少なくありません。
また、一酸化炭素中毒での死亡事故が起きる危険性もあります。
安全性の観点からテント内での使用を推奨していないメーカーも少なくありません。
薪ストーブをテント内で使う時は、以下の点に注意しましょう。
①煙突窓つきのテントやスタービューが出来るテントを使用しよう!
火災のリスクを軽減するほか、排気ができるので一酸化炭素中毒の危険性も下がります。
②こまめに換気しよう
これは石油ストーブ等でも同じですが、こまめに換気をして、テント内に新鮮な空気を取り込むようにしましょう。
③一酸化炭素チェッカーを持っていこう
一酸化炭素は無臭の為、気づかないうちにたまっていることもあります。
一酸化炭素チェッカーは必ず持っていくようにしておきましょう。
④薪を入れすぎないようにしよう
薪を大量に燃やすと炎が薪ストーブから溢れ、火災につながることもあります。
薪ストーブ容量の三分の一くらいが目安です。
安全に気を付けて、薪ストーブで暖かくキャンプしてくださいね!
テント・タープ | ランタン・ライト | ファニチャー | スリーピング |
ウェア | ザック・バッグ | シューズ | 帽子 |
ハイランダー | コールマン | ザ・ノースフェイス | DOD |
ロゴス | キャプテンスタッグ | パタゴニア | スノーピーク |
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