ツーリングキャンプで役に立ったオススメキャンプ道具をご紹介します!

naturum_buyer

2018年04月23日 15:59



長らくお待たせ(?)しちゃいましたが、私TKMがツーリングキャンプで役立つと思ったアイテムを独断と偏見でピックアップしご紹介いたします!まずはソロキャンプでも活躍するオススメギアをご紹介いたしまして、後ほど自転車用品もご紹介いたしますね!


鮮やかな赤が特徴的な軽量ソロテント!

BIG AGNES(ビッグアグネス) フライクリーク 1 LX

アメリカ産テントブランドのビッグアグネス。その中でもLXシリーズは湿気の多い日本のために仕様を変更した別注タイプです。
通常のアメリカ仕様の”フライクリーク HV”と比べますと、具体的には
●インナーテントメッシュ部分が少なくなっている
●生地が分厚くなり耐久性がUP
●ポール構造が変更され、自立するので設営しやすい

といった点が異なります。どちらかというと、ゴリゴリの登山用テントを、キャンプ初心者の方も安心して使えるスペックに変更されているような印象です。
生地を分厚くしたといっても、その重量は1人用で1560g、収納サイズもバックパックに余裕で入るサイズですから、本格的な登山用テントと遜色ありません。



ちなみにインナーテントは入り口部分の背が高い特徴的な形をしております。この形のおかげで、入り口付近では座ってくつろぐことができる空間を維持しつつ、重量増は最低限に抑えることを実現しており、スペックと快適さのバランスが良く取れた良いテントです!


ちなみにコチラは中にマットを敷いてみた感じです。頭部分をもうちょっと端に寄せることで、テント内にバッグを置くスペースをギリギリ確保できる程度の大きさです。1人用サイズですから、広くもなく狭すぎることもなく、ちょうど良い感じなのではないでしょうか。


BIG AGNES(ビッグアグネス) フライクリーク 1 LX
BIG AGNES(ビッグアグネス) フライクリーク 2 LX




最高峰の火力を誇る分離式バーナー&軽量チタンクッカー!

EPI(イーピーアイ) SPLITストーブ

なんでこんな変わったバーナーを使っているの?と聞かれれば、「火力に惹かれたから」と即答します。その火力は、パワープラスカートリッジ使用時にはなんと4200kcal。多少寒かったり風が強くても、火力でカバーしちゃうという分離式バーナーです。

他に全く特徴がないわけではございません。炎が噴き出す部分には、金たわしをペシャンコにしたような、細かい金属のワイヤーが絡み合ったような構造をしております。これはS.F.P.M.というEPIの独自技術でして、(細かいご説明は割愛するのですが)炎の噴出穴を非常~に細かくすることができるため、高火力と耐風性を兼ね備えております。

例えば、同じくEPIの分離式ストーブ「APSA-III」は、S.F.P.M.を採用しておらず、バーナーヘッドの周りにお皿(?)みたいな風避け板がございますよね。

S.F.P.M.を使うことでこの風よけ板が不要となり、軽量さにも貢献をしているというバーナーなのです!



EPI(イーピーアイ) ATSチタンクッカーTYPE3-L

こちらは同メーカーのチタン製クッカー。お鍋が食べやすいよう大きめのLサイズを持っていきました。

こちらはタダのチタン製クッカーではありません。実は底の部分にアルミを溶かして吹き付けておりまして、チタン製の弱点であった「熱伝導性が悪い」という弱点を克服しております。軽くて丈夫で熱の伝わりも良いという、良いこと尽くめなクッカーなのです!
ちなみに底のアルミ部分はザラザラしていますので、バーナーに乗せると滑り止め代わりになって安定する、というオマケ効果もございます。


EPI(イーピーアイ) SPLITストーブ
EPI(イーピーアイ) ATSチタンクッカーTYPE3-L





収納サイズはピカイチの超軽量シュラフ!

イスカ(ISUKA) エア 130X 8度

こちらは最高級の800フィルパワー・ホワイトグースダウンを使った、超軽量ツーリング向けシュラフです。形状はマミー型ではあるものの、頭の部分とジッパー部を無くすことで、軽量・コンパクトさを実現しております。
でもこれ単体ですと、季節や場所によってはやっぱりちょっと寒いです。私はシュラフの中に入れて保温力を上げるために使っています。もしくは真夏のツーリング・バックパッカー向けでしょうか。

ちなみに私、1度真夏の低山での登山泊で使用したことがあるのですが、寒くて眠れませんでした。それをメーカーのイスカさんに言いましたら、「TKMさん山じゃ寒いのは当たり前ですよ。山用じゃないですもん。商品ページに『登山』って一言も書いてないでしょ?」と言われてしまいました。皆さまもお気をつけください。



軌跡や心拍数のログが取れる高性能腕時計!?

SUUNTO(スント) 【国内正規品】SPARTAN SPORT WHR BARO AMBER

今回非常~に面白かったのはコチラの腕時計。アウトドア用ウォッチといえばPROTREKが有名ですが、スントも負けてはおりません!
コチラの時計には、裏側に心拍を測るセンサーがついておりまして心拍を測ることができるほか、方位・気圧・温度センサーも搭載。さらにはGPSとブルートゥースによるスマホとの連動にも対応しており、位置情報のログも計測できるほか、スマホ側のプッシュ通知も時計の画面に表示されるというスグレモノなのです。

・・・といっても、毎回ログを取るようなアスリートでない我々凡人には、ちょっとオーバースペックのような気もしないではないです。私が個人的に思うこの時計の最も面白いところは、「歩いてきた軌跡を動画にして保存できる」という機能なんですね。まずは↓の動画をご覧くださいませ。

専用のアプリ「SUUNTO Movescount」をスマホにインストールすることで、時計に記録されたログをスマホに移し、ワンタッチで3Dの動画を作成することができるのです!(今回のルートはド平坦でしたので、”3D感”がなくて申し訳ございません)
時計単体にGPSが搭載されていますので、走行ルートと最大心拍数・最高速度が表示されるほか(数値の低さは気にしないでください・・・)
道中で撮影した写真も動画中に表示させることができます。これ、登山とかだとちゃんと3Dマップになって表示されますので、結構面白いんですよね!


ちなみに使用感の方はといいますと、
まず着け心地は非常にいいです。バンドがシリコン製で柔軟なので、どんな手首でもフィットいたします。その着け心地は、時計をつけたままなのを忘れて眠ってしまったほどに最高です。
電池の持ちは、GPSの受信間隔にもよりますが、標準状態では1日と半日くらいで切れてしまいます。往路では↑の動画のためにログを取っておくことができましたが、復路では途中で電池が切れちゃいました。

スント SPARTANには、気圧センサーがないモデルもございます。こちらのほうが値段がお安いので、アスリートでない凡人には十分かもしれません。AMBIT3などのほかの低価格モデルでも動画作成は可能ですので、ご自身の用途に合わせてモデルをお選びいただければと思います。
SUUNTO(スント) 【国内正規品】SPARTAN SPORT WHR BARO AMBER
SUUNTO(スント) 【国内正規品】AMBIT3 VERTICAL BLACK




ランタンが不要になるポーチ!?

Bush Craft(ブッシュクラフト) ブッシュライトポーチ

自転車にはライトを取り付けておりますから、夜に使うランタンは不要と考えていたのですが、これが甘い考えでした。
自転車用のライトって指向性が強いので、照らそうとしている部分にだけ光が飛ぶため、周辺を照らすことには全く不向きなんですね。そこで活躍したのがコチラのポーチ。

半透明の素材でできてまして、ライトに取り付けることによって光が柔らかく拡散され、ランタン代わりに使用することが可能となります!ちなみに表面の模様には意味がありまして、夜空の星座から方角を知るための方法がプリントされております。
私はコチラのポーチに自転車用ライトを突っ込み、写真撮影用の小型三脚にぶら下げて使用しておりました。地味なアイテムですが、ランタンを別で持っていくよりもはるかに軽量・コンパクトですのでオススメ小物ですよ!




ソロキャンプにも役立ちそうなオススメアイテムをピックアップしたつもりですが、いかがだったでしょうか。また後日、使用しました全アイテムリストとともに、自転車関連用品のオススメアイテムをご紹介させていただきますね!


blog write : Ta.Ku.Ma



あなたにおススメの記事
関連記事