皆さんは彗星をみたことはありますか？私はまだ観たことがありませんでした。梅雨真っ最中でなかなか夜空を見上げる機会はありませんが、2020年7月の今まさに肉眼でも見ることのできる『ネオワイズ彗星』が空に出現しています！今回、光学機器メーカービクセンの方から教えていただいた彗星観察の方法とおすすめの道具をご紹介していきます。肉眼でも見える彗星ですが、道具を使えばもっとじっくりと観察できますよ！



ネオワイズ彗星は2020年3月28日に赤外線探査衛星「ネオワイズ」により発見された新彗星です。7月4日に太陽に最接近し、活動がピークを迎えています。



彗星は恒星・惑星と違い、はっきり姿を映さずぼんやりした姿が見えるそうです。ネオワイズ彗星は7月上旬に夜空で尾を引いている姿が確認されています。
ネオワイズ彗星の見える位置ですが、これからの7月後半には夕方の北西の低い空で確認できます。日が経つごとに高度は高くなり見えやすい位置に移動します。しかしながら、明るさは弱まっていき見えづらくなるので肉眼で見たい方は早めに観察するのをお勧めします！


先述しました通り、空では淡くぼんやりとした姿でしか確認できません。そのため市街地や夕焼けの空では、空の軽さに紛れてしまい見えづらくなってしまう可能性があるのです。そこで活躍するアイテムが双眼鏡です！今回のネオワイズ彗星に関しては肉眼でも見えるサイズですが、より確実に綺麗に観たい方は双眼鏡がお勧めですよ。

▼双眼鏡を選ぶポイント▼
1．レンズ有効径が大きい双眼鏡
2．倍率は2倍・6～8倍の低倍率




星座観察専用の双眼鏡「SG2x40f」。星座や流星群などを観察するために開発されているため、もちろん彗星をみるのにもぴったりです。通常の双眼鏡より視界が広いためお目当ての星を探しやすく疲れずに使えます。

・有効径　40mm
・倍率　　2倍

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こちらは本格仕様の双眼鏡「BR6×30WP」。防水設計のため梅雨の時期でも安心して使用できます。一見重厚なデザインですが、女性や子供でも使いやすいよう500MLペットボトルより小さく約500gと軽量に作られていており手軽に持ち出せます。

・有効径　30mm
・倍率　　6倍

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Vixen×Colemanのコラボモデル「H8×25」。8倍という高倍率と軽量さを兼ね備えており、本体もアルミ合金性のため子供が持ち歩いても安心です。

・有効径　25mm
・倍率　　8倍

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今しか見れない「ネオワイズ彗星」の観察方法と快適に見るための道具をご紹介してきました。ネオワイズ彗星は今回逃すと次は5000年後です。見たくても見れない彗星を観る貴重なチャンスですので、是非観察チャレンジしてみませんか？夏は天の川や流星群などが観ることのできる季節です。この機会に天体観察の道具を揃えてみるのもいいですね。



▼参考サイト
国立天文台 ネオワイズ彗星が明るい（2020年7月）
Vixen 7月後半まで楽しめるほうき星「ネオワイズ彗星」を見る！撮る！