第二弾まで情報を公開したHilanderのNEWテント「ROOMY」。
事前情報の発信については、今回が最終回となります！

エアチューブって、まだあんまり普及していないので、「穴が空く心配無いの？」とか、「立てた時の強度は問題ないの？」とか、色々心配がありますよね。
今回はそんなエアチューブについての詳しい解説と、いよいよ販売時間の告知をしていきたいと思います！


・前回記事はこちら
・エアチューブのスペック、強度について
・実際にチューブを交換してみました
・耐風試験の結果について
・エアチューブについての所感
・ROOMY発売時刻のご案内




【Hilander】ROOMY情報第二弾！設営と撤収方法を詳しく解説！
ROOMYの実際の設営方法や撤収方法について詳しく説明しています。



【Hilander】NEWテント情報第一弾！大型なのに、お父さんが一人で立てられるその理由とは！？
エアフレームテントであると言う事や、大まかなスペックについて紹介しています。
未読の方はぜひこちらからどうぞ！



写真右側の透明なのがチューブ、真ん中のグレーの生地がカバー、その下の黒色部分が本体のスリーブです。

・チューブ素材：TPU
・カバー素材：PE

スペックについては、上記となっています。
上記の写真の様に、0.3mmの透明チューブの上から、PEのカバーを被せ、更に本体のスリーブで保護している3重構造が基本となります。
PEと言えばブルーシートやグランドシートなんかでよくある、固めの素材ですね。



結構力を入れて叩いてますよ！！


動画の様に、実際にペグハンマーを使って打撃を与えてみましたが、平らな面の部分、反対の尖った部分、どちらで打ちつけても特に問題はありませんでした。

外的な要因(例えば木の枝が刺さったとか、道具の角があたったとか)で穴が空いてしまう可能性は、限りなくゼロに近いと考えてもらってもいいかなと思います。


じゃ、万が一穴が空いた場合はどうするの？と言う所ですが、ROOMYについては「誰でも簡単にエアチューブを交換する」事が可能となっています。


まず本体についてあるファスナー、チューブカバーのファスナーを開き、中から透明チューブを取り出します。


新しいチューブを用意し、バルブ部分をカバーの外に出るように、内側から通します。


カバーに通したバルブを本体生地側にも通し、外側にキャップを取り付けていきます。


カバーの中にチューブを全て収納し、全箇所ジッパーを閉め終われば完了です。交換後は念のため空気が正常に入ったかを確認してください。

交換用のチューブについては、今後ナチュラムで取扱を行っていく予定です。



事前にお伝えしていた様に、ROOMYはなんと日本国内の専用試験場にて耐風試験を実施済みです。


・風速10m/sからスタート、徐々に増速して25m/sで1分間送風し
　試験後に異常がないかを確認する。
・正面からの風と、横からの風の２方向を検査

※風速25m/s
　屋根瓦が吹っ飛ぶ。樹木が倒れる。外を出歩くのは危険なレベル。

結果は、上記を問題なくクリアしています！！

正面から風を当てている時はスタッフも「大丈夫かなぁ…」と不安になるくらい全面のポールが２本程凹んでしまったのですが、風を止めたら凹んでいたポールが『ポコッ!!』と立ち上がり、まるで何事も無かったかのように復活しました。これ、普通のポールのテントだったら絶対折れてます。横からの風の際は、幕ははためくものの、エアーポールは全く、微動だにしませんでした。試験の写真や動画が見たーーーい！…というお声もあると思うのですが試験所から試験画像や動画は公開NGと言われておりますためお見せできないのが非常に残念です…。

ナチュラム品質管理担当者より

ということで、動画や静止画をお見せ出来ないのですが、通常のキャンプ時における破損の心配はまず無いと考えてもらって大丈夫かと思います。


記事では細かく書いていますが、実際にチューブを触ると一発で「あ、これ大丈夫だな」と思ってもらえるんじゃないかと思います。そのくらい丈夫です。ただ、１個だけ非常に重要な注意点として、付属のポンプは絶対に持って行くのを忘れないようにしてください。
万が一、忘れてしまうとホームセンターやアウトドアショップを駆け回る事に、、、



さて、約３回に渡って情報発信させていただいたエアートンネルROOMYですが、発売は予定通り1月30日(水)。
時刻は昼の12:30から行います！

初回の入荷は少量となっておりますので、気になった方は是非おはやめにチェックをお願い致します！