こんにちはうえむらです。

現在ナチュラムでは20周年イベントを絶賛開催中でして、
うえむらの方では、今回限定のスペシャルシュラフをご用意しております。





テーマはこちら。

―20年前のシュラフのレトロな雰囲気を残しつつ、最新生地×機能を搭載して仕上げたハイブリッドモデル―
トレッキングでも使えない事は無いですが、用途としては完全にキャンプ寄りに仕上がった内容です。

とにかくレトロな雰囲気にこだわり、
シュラフ自体の単純な羽毛の性能ではなく、その見た目や生地感の表現に力を入れています。

そして、それだけでは物足りず、
せっかくの20周年なので、「普段の別注シュラフではやらない様な遊び心も残したい」と言う想いのもと
↑の写真の様に、「着れる」と言うユニークな機能を付け足してみました。

実用性はもちろん追いかけつつですが、
「えっ！？なにそのシュラフ！」と言うインパクトや話題性が皆様の中で生まれれば嬉しい限りです。


さて、それで今回は
そんな試行錯誤しながらこだわりったポイントを少しでも多く文章でお伝え出来ればと思っております。


■―Retro(レトロ)な雰囲気の追求―

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①表生地

まず本体のメインイメージとなる表生地には
ちょっと無骨なカーキカラーを採用しています。

後で説明しますが、生地には特殊な加工がされてあり、
ナイロンシュラフの様な滑らかな肌触りでなく、こちらはジャケット等の衣類に近い質感です。


②表生地オールドタグ

シュラフの本体と収納袋には、実際に20年以上前に
ナンガが使用していたネームタグをリバイバルして使用います。

デカい。それでいて派手な色遣いにシンプルで流行とは言えない書体ですが、
でもそれが逆に味を出していて、本体から出るレトロ感を更に強調しています。

いま現行でこのタグを使っている商品は1つも無いので、正真正銘このシュラフ限定の仕様です。


③ポケット

そしてこれはほんのちょっとしたポイントですが、ポケット付き。
生地自体がウェアに近い雰囲気なので、ポケットとの相性は抜群でアクセントとしてかなり効いています。
サイズ的には4シーズンシュラフなんかと同じで、iphon6Plusがちょうど入る様な大きさです。

夜テントの中で「あれ、携帯どこいった？」とならなくて済むちょっとした機能ですね～。


■―プラスした機能―

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そしてここからは機能面の紹介です。

①難燃加工

まずは表生地。
こちらは実はデザイン性を重視しただけでなく、
難燃素材のその名も「ポリエステル ケブラ 混合」と言うのを使っていて
実際に触ると感じるのですが、かなり太めの生地になっていて、引っ張りや裂けの強度は非常に高く、質感もかなりのものです。

以前にナンガの展示会でこの生地を紹介していたのですが
直火に当てても生地に穴は空いておらず、効果がしっかりと証明されていましたよ。

ただ、検証はほんとにその生地を直接火にあてていたので、流石にダメージは残っていましたが
キャンプである様な焚火の火の粉とかなら全然平気みたいですね。


②センタージッパー

ジッパー部分は、当店のオリジナルモデルの定番であるセンタージッパーをこちらにも採用います。
左右どちらの手でもジッパーの開閉が可能で使いやすく、また、足を出せるため
通気性の確保やシュラフを着た状態でのちょっとした移動が可能になりますよ


③ハンドジッパー

そして、最後の最後まで悩んで、最終的に付けたのがこの「ハンドジッパー」です。
これはその名の通り、シュラフから両手を出せるようになっていて、
シュラフに入ったままの状態でちょっとした道具の出し入れなんかが出来る様になる機能です。

で、足出しとこの手出しを使えば、一番最初に紹介した↓の写真の様に「着れる」と言うワケです。



シュラフの枠を超えて、ちょっと寒い時なんかはこれを着たそのまま焚火にあたってもらって
更に、手が出せるのでお酒やコーヒーを飲んだり、と言った使い方を提案したくて、限られた納期の中でなんとか上げてもらいました。

夜は焚火にあたっておいて、その前で飲んで、
眠くなったらテントに戻ってそのまま寝る、そんな感じで気楽に使ってもらえる様になっていますよ


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さて、いかがだったでしょうか？

冒頭にも書きましたが、今回は単純なシュラフの羽毛や生地スペックではなく
デザイン性や遊び心を重視して仕上げています。

キャンプ用品に目の利く皆様が見ると、「高っ！」とも思ってしまう事もあるかもしれませんが
でも、そんなアウトドアが好きな皆様に、いろんな角度から面白い！と思ってもらえる提案をしたいなと思っている次第であります。

今ならナチュラムの20周年限定ステッカーも付いておりますので、
是非気になった方はご検討ください


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